『漫画原論』(四方田犬彦)
- ID
- 01094
- 形態
- 単行本
- タイトル
- 『漫画原論』
- 著者
- 四方田犬彦
- 販売価格(税込・送料別)
- \1200(本体価格\1143・送料別)
- 初版発行日
- 1994/06/20
- 版
- 第一刷
- 発行時の定価
- \2446(本体価格\2330)
- 出版社名
- 筑摩書房
- 状態
- 古本として並
- ※状態についての詳細は「品質の表示について」をご覧下さい。
内容紹介
本書において、著者は2つの禁じ手を自らに課した。個々のマンガ家の作家としての主題性や個性といった問題にただちに赴かないこと、漫画を社会的な現象としてのみとりあげ、漫画を通して社会を語ることである。著者が念頭においているのは、漫画における物語や事物への評論ではなく、漫画を漫画たらしめている内的法則の検討である。つまり、物理的に漫画を築きあげている線と色彩と形状のあり方である。漫画をめぐるイデオロギー的対立は、線と面の問題へと戻ることによって、興味深い進展が見られるのではないかと著者は考えている。
本書の第一部では、コマわり、風船、オノマトペ、など漫画に特有の表現、いわば漫画の基本的な文法を出発点とし、漫画に固有の表象システムの領域に縦横無尽に踏み込んでいく。第二部では、戦後の日本の漫画がある特定の主題をいかに異なった形で描いてきたかを通時軸に沿って考察。『西遊記』、原っぱ、未来社会における廃墟のヴィジョンの変奏の歴史をとりあげている。
映画でも絵でも小説でもない、漫画を漫画たらしめる表現技法論。
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